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木は切ると伸びる!剪定は最低限にとどめよう

木って

どこを切ったらいいかわからない
どのくらい切ったらいいかわからない
すぐ伸びて困る…

と困っている方も多いですよね!

色々な剪定方法がある中で、今回ご紹介するのは、花音式!

私が日々実践している剪定方法です。

花音式・剪定のコツは?

「木って切らなかったらどんどん大きくなるじゃない!こんなに木を植えてる花音の森はどうなっちゃうの?」

と言われますが、いくつかコツがあるのです。

1つめは、植栽のデザイン。

ここは大中小様々なサイズの木を密集させて植えていますので、木同士がホルモンを出し合い、1種類だけがぐんぐん伸びることがないのです。

森を見てみても、1つだけ飛び出ているものってないですよね。

逆に、玄関スペースにオリーブ1本など、シンボルツリーのような植え方をすると、環境的には大きくなりやすいと言えます。

2つめは、木って切れば切っただけ反発して枝を伸ばす習性があること。

こちらの写真を見て、伸びていた枝をばっさりと落とした跡・切り株のようなぼこっとした部分があるのがお分かりになりますか?

植物はこの時、ありったけの力を込めて、次の枝を伸ばしますので、その盛り上がった部分から、細い枝がたくさん出てきてしまうのです。

しかも太い枝ではなく、細い枝がいっぱい出てきているのが分かりますよね?

これに葉が付くと、結構な葉の量になってしまい、「剪定したのにまた伸びた!」と感じる原因に。

この状態だと、中の通気は悪くなり、病気や虫にやられやすくもなり、悪い循環に陥っていきます。

これは一般的に「強剪定」といって、剪定度が強く、木にとってとても負担の大きい状態…

木にも負担だし、人間も剪定作業にごみ捨てに…誰にも良いことがないんです。

剪定は、邪魔な枝を落とし、木の幹に風が通るイメージで、枝数を減らしすいてください。

この時、やりすぎは厳禁!

1回の剪定作業の目安は、「切ったか切ってないかがわからないくらい」で止めておきます。

コンパクトにしたいと思って、ほとんどの枝葉を落として切り詰めてしまうと、木は危機感を感じ、無理して上に伸びようと頑張ります。

このような剪定を繰り返していくことで、植物の生育をコントロールすることが可能です。

花音の森では、庭施工をしたお客様の定期的な管理・剪定を承っております。