花音の森にはエアコンがありません。
家を建てる時から、エアコンなしでも快適に!をずーーーっと考えて、対策をしてきた訳なのですが(笑)
いよいよ、はじめての夏が来ます…
「夜とか寝苦しくない?!」
「大丈夫なの?」
「ホントは我慢してる?」
とご心配をいただいていますが、今のところは、かなり快適ですよ♪
今日は、この野望に至るまでの経緯を少し、お話しようかと思います。
私の野望「日本一暑い街熊谷でエアコンに頼らず快適に暮らす」
私は、生まれも育ちも仕事の拠点もここ熊谷市です。
地元への愛着もありますが、年々暑さが増して、暮らしにくくなっていることを実感しています。
加えて、2018年の猛暑の年は、エアコンは夏中フル稼働で、夜もつけっぱなし…異常な暑さで、スイッチを切れませんでした。
エアコンは、スイッチを入れればすぐ涼しくなりますし、まさに熊谷の夏にはなくてはならないアイテムですが…
冷え過ぎて体調が悪くなったり、外と中の気温差にクラクラしたり、調整も難しい気がします。
また、エアコンの室外機から排出される温められた熱が、熊谷が暑くなる原因・ヒートアイランド現象にも繋がっていること、ご存知ですか?
しかも電気代だって高いわけです。
うーん。なんか、しっくりこないぞ…エコじゃない。
と思うようになり、この先、地球温暖化がさらに進めばどうなるんだろうと、熊谷に住み続けることへ不安を感じるようにもなっていきました。
そこで、花音の森は、エアコンなしでも快適に暮らせる工夫をしてみよう!と思い立ち、実行した次第です。

住み続けられるまちづくりを植物から
最近、よく「サステナブル」という言葉を耳にするようになりましたね。
サステナブルは、sustain(持続する)とable(〜できる)からなる言葉で、「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味があります。
現在、国連が世界共通の目標として取り組み始めているのが「持続可能な社会」の実現。
英語では、Sustainable Development Goals。
この頭文字をとって、SDGs〈エスディージーズ〉と呼ばれます。
SDGsは、貧困、環境問題、経済成長やジェンダーなどの課題に対して17の目標が掲げられています。
豊かさを追求しながらも、地球環境を守り、ずっと美しい地球で生活し続けていける社会を目指して、私たちひとりひとりが動くことが求められ、これからその勢いは増していくでしょう。
まさに、2018年の猛暑に思った「この地で快適に暮らし続けるためにはどうしたらいいか?」という、熊谷の暑さ問題は、私にとってSDGsを考える入口でした。

植物をもっと暮らしに活かそう
スイッチを入れれば涼しくなる便利さに頼りっぱなしになるのではなく、クリーンエネルギーについて考え、植物で工夫をすること、そして、植物が生長する様子や管理も楽しみながら行えば、ガーデンセラピーにも繋がる…
そんな植物がもたらしてくれる可能性に、ワクワクしながら、毎日ここで暮らしています。
また、こうした取り組みが1軒1軒と増えて、緑が繋がっていくことで、植物がある街の風景もでき、環境問題改善の役に立つことができるかもしれません。
植物があれば、植物は水を貯える機能も備えているので、土砂災害や水害も減るはず。

植物との暮らしは、管理も必要です。
でもそれを超える、恩恵をもたらしてくれます。
自分たちも豊かに暮らせ、環境にも優しい暮らしを目指して、レッスンや庭作りを通じて、植物のことを多くの人に伝えていけたらいいな、と思います。
まずは、1年目の夏を楽しむことにします♪
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