ガーデンセラピーエビデンス

植物で健康に?!植物作用の医学的根拠(エビデンス)について

埼玉県熊谷市で、花壇植え込みなどお庭づくり&ハーブとガーデニングとアロマの教室をやっています、花音の堀です。

花音のコンセプトは、「ガーデンセラピー」。

ガーデンセラピーとは、自分の一番身近な庭で、自然とふれあうことを通じて、人の五感をいきいきを目覚めさせ、より良く生きることを楽しむ方法で、高齢になっても、健康で自立した生活が営めるよう、植物を上手に取り入れ、健康づくりに役立てようという取り組みです。

が…

「植物があると癒されるなんて、迷信なんじゃない?」
「医学的根拠はないんでしょ?」

なんて思っている方も、少なからずいるはず。。。

ということで、今日は、植物の医学的根拠(エビデンス)を少しご紹介しようかと思います^^

ラベンダーは、血圧を下げるし、上げる。

ラベンダー

千葉大学大学院・園芸学研究科の岩崎寛准教授、生理的・心理的実験を経て、緑がもたらす癒しについて科学的な根拠を発見。

実験は公園内のラベンダー畑と芝地で実施され、それぞれの場所で被験者に5分間座って休憩してもらった後、血圧や脈拍等を測定し、生理的な変化を検証するというものです。

被験者を高血圧、正常、低血圧のグループに分け調査を開始したところ…

芝地とラベンダー畑、そのどちらの場所でも、5分間の休憩の後、全ての人の血圧と脈拍が正常値になったそうです!

つまり高血圧の人は低く、正常値の人はその範囲内に、低血圧の人は維持または上昇する傾向が見られました。特に高血圧のグループは芝地でもラベンダー畑でも血圧が大きく降下し、ラベンダー畑では最高血圧が30mmHgも減少した人がいたそうです。

ラベンダー

人はさまざまな環境の変化(=ストレス)に対応して、生体内の状態を一定に保って生命を維持しており、この性質を恒常性(ホメオスタシス)と呼びます。

恒常性は神経系(自律神経や副交感神経など)、免疫系(抗体)、内分泌系(ホルモン)の3つの系のバランスで保たれており、このバランスが崩れると体に支障が生じます。

ここに緑がどのように働くのかというと、恒常性回路に直接影響するのではなく、バランスが崩れる要因であるストレス刺激を緩和し、<元の(良い)状態に戻す>という働きをします。

記事元:ガーデンストーリー

ガーデンセラピーエビデンス

「なんとなく」ではなく、医学的にも根拠があるガーデンセラピー。

まだまだ解明されていない部分も多いですが、植物には私たちの暮らしを健やかにしてくれる作用があります。

これを上手に活用すれば、より良い暮らしを送れそうな気がしませんか?

植物ってなんだか大変そう。。。って敬遠してるのは、もったいないかもしれません^^

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花音は、ガーデンセラピーを暮らしに取り入れてみたい方のお手伝いをしています
*日本ガーデンセラピー協会会員です(ガーデンセラピーコーディネーター1級取得)

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