埼玉県熊谷市で、花壇植え込みなどお庭づくり&ハーブとガーデニングとアロマの教室をやっています、花音の堀です。
先日、生徒さんから
「庭の植木の剪定を頼んだら、すごく切られて。恥ずかしいくらいにスカスカにされちゃいました…」
って話を聞きました。
庭にある木が大きくなりすぎたり、樹形を整えるために剪定をしたいと思うこともありますよね。
でも、ちょっと待って!!
木を切る(剪定する)って、木にとってはものすごく負担になることです。
正しく適量を切らないと、病気になったり、虫にやられたり、最悪それが原因で枯れてしまうこともあります。
それが、3か月後とかではなくて、じわじわと腐っていったりすると、その時の剪定が原因で…って思えないことも多々あります。
まず、木は必要以上に切らないことがおすすめです。
切れば切っただけ、反発して枝を伸ばそうと強い枝を出してくる習性がありますので、むやみやたらに切ったりしたくないんです。
当社で新しい木を植えた場合、3年は剪定しなくてよいとお伝えしています^^
そして、木は切れる季節が種類によって決まっています。
落葉樹だったら、落葉してすぐの12月頃がベスト!
冬の寒さを超えながら、次の芽を出す準備をしていますので、その芽の準備がされる前に切ってあげるのがコツです。
また、「今年はお花が咲かなかったな」という場合には、切るタイミングを間違っていることも。
伸びたら花芽になる枝を切ってしまっているために、お花が咲かないのです~
様々な植木職人さんにお会いしますが、みなさん「切ったか切らないか、わからないくらいがベスト」だと言います。
どうせすぐ伸びちゃうんだから、いっぱい切ってもらったほうが得だと思うかもしれません。
その気持ちはわかりますが、切ればまたどんどん伸びるので…悪循環に。。
ご自身でやる場合には、どこで切ったらいいかより、切りすぎ注意です!
一度の剪定は、恥ずかしいくらいに切るのではなくて、切ったか切らないかわからない程度でに、「風が通ったかな」くらいでやめましょう。
こまめなメンテナンスで、サイズを大きくしないように、管理していければよいですね^^