庭より自然に近い場所「花音の森」
★庭と森
庭っていう言葉には、どういうイメージをお持ちになりますか?
これは私の中のイメージですが…
庭って、シンボルツリーといわれる1本の木があり、駐車場とカーポート、門扉と門柱があり、家族(個人所有)のもの。
暮らしやすさとか、場所が空いてるからとか、植物があったほうがかっこいいとか、自分たち家族が満たされる空間が「庭」。
一方森は、ある程度の本数の木があって日陰があるけど、太陽も届いて心地よく、森林浴ができる場所って感じ…
小さいながらも散策ができ、虫もちょうちょもいて。。。
害を及ぼす虫がいても、益虫とよばれる虫が食べてくれるとか、小さな食物連鎖が見えたりする、個人の庭より、より自然に近く、生物が息づく場。
そして、私の個人所有ではなく、生徒さんや近所の方にも「所有者」として、維持管理に積極的に関わっていただくコミュニティー要素も持ち合わせた空間にしたい
というイメージがあったので、森という言葉を使いました。
また、森というと、うっそうと茂った光が届かないような暗い場所を想像する方もいるかもしれませんが、自然の森になるには、何十年・何百年という単位の年月が必要です。
ご覧の通り、今は何もない草っぱらですが…
花音の森も、年月をかけて、生徒さんや地域の人に愛される場に育っていけばいいとも思っています^^